貯金ゼロで離婚する恐怖
結婚してからずっと家計を管理していたのは私でした。
家計簿をつけたり予算を管理したりして、がんばって節約するように心がけてはいましたが、マンション購入や元旦那の転職など、大きな出費が続いたため離婚の話が出たころには貯金はほとんど無いに等しい状態でした。
もちろんその頃には独身時代に貯めておいた自分の貯金もゼロ。
何で少しでも取っておかなかったのかなと、後になってとても後悔しました。
結婚生活が長ければ長くなるほど、独身時代の貯金も使ってしまっている事が多いと思います。
私も突然の出費や、自分の友人の冠婚葬祭費には独身時代の貯金を使っていたので、結婚して十何年もたっていたらもうお金は残っていませんでした。
いざという時に自分名義の貯金が全くないということは、八方ふさがり状態でとても恐ろしいことです。
我が家ももし離婚の話がでてすぐに生活費をもらえなくなっていたら、子供と二人どうして良いか途方に暮れてしまうところでした。
その時、夫の収入だけに頼って自分は働いていないという事は、とても恐ろしい事だなと思いました。
せめて100万円は貯金しておきたい
我が家の場合はそれから正式に離婚するまで3年ありましたから、とりあえずすぐに路頭に迷ってしまわずに済んだのが不幸中の幸いでした。
とはいっても、とにかくお金を稼いで少しでも貯金を殖やしておかなければなりません。
シングルマザーとして一人で子供を育てていくとなれば、いくらあっても足りません。
それからはとにかく何とかがんばって3年で100万円の貯金を確保。
3年も働いて100万円は少ないのでは?と思われるかもしれません。
でもフルタイムでパートをして、夜は採点の内職、住宅ローンと光熱費以外の生活費は全部私の支払い。
そんな状況で100万円貯められたのは、結構頑張った方なんじゃないかなと自分では思います。(月に8万円の貯金は限界ぎりぎりでしたから)
久しぶりに働いてみてよく分かりましたが、100万円貯めるのってそう簡単じゃないんですよね。
とにかくとりあえずは何とかなるんじゃないかと思えた金額が100万円。
そのお金はまだほぼ手つかずの状態で残してあります。
突然離婚ということになっても、お金がないと前向きに頑張っていこうという気持ちになるのは難しいものです。
人生本当に何があるかわからないので、これからももし再婚することがあったとしても自分の貯金として最低100万円必ず確保しておこうと思います。