私が離婚した理由
忘れもしないあの東北大震災が起こった2011年。
私は15年間夫婦として一緒に生きてきた旦那さんに、「離婚してほしい」と言われました。
旦那さんは「もう耐えられない。これ以上一緒にいられない。別れてほしい」の一点張り。
普段から頑固な性格な人だったので、口に出して言ってくるという事はもう気持ちは変わらないんだろうなとその時思いました。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
何がいけなかったんだろう。
もう元にはもどれないのかな。
これからどうすればいいんだろう・・・
頭はパニック状態でしたが、とにかくまだ小学校に入ったばかりの息子に心配をかけるのだけは嫌だったので、泣き顔を見せないように必死に笑顔を作る日々でした。
それから正式に離婚が成立するまで3年。
(もめた訳ではないのですが、なんだかんだ3年かかりました)
離婚の苦しみは想像以上
この数年の間、本当に本当に苦しくて。
自分を責めて、旦那を責めて。
どれだけ泣いたか分かりません。
泣きすぎて吐き気がするほど泣きました。
離婚がこんなに辛くて苦しいなんて思ってもみなかった。
この苦しさを少しでも軽くしたくてネットで同じような経験をした人のブログを読んだり、掲示板を読み漁りました。
厳しい指摘にはズドーンと落ち込み、温かい励ましの言葉には号泣し…。
たぶんネットがなかったらもっともっと辛かっただろうなと思います。
だって離婚の悩みってなかなか現実の友達や家族には相談できませんから。
みんなに心配かけちゃいますからね。
このブログを始めた理由
だからこんな私の経験してきた事も、もしかしたら同じような境遇の人の参考になることがちょっとでもあるかもしれない。
そう思ってこのブログを始めました。
離婚してから1年立ち、まだ完全に傷は癒えたわけではありませんが、ここへ来てようやく少しだけ前に進むことができたかもしれないと感じる事ができるようになりました。
このブログを読んで、今辛くて苦しい現実に一人で向き合ってがんばっている人の気持ちが少しでも楽になってくれたら本当に嬉しい。
そして私もそういう人たちと一緒に一歩ずつ前へ進んでいきたいと思っています。
「人生に無駄な経験はない」
辛いときに私が思い出すようにしている言葉です。
辛いことは永遠には続かないはず。
それでも一人で抱えきるには辛すぎるから、このブログを読んでくれるみなさんとともに一緒にがんばっていくことができたらとても心強いです。